こんにちは、東京大学文科2類の世喜健斗です。
今回は、4月12日日曜日に開催される「駒研春の一日会議」についての記事を書かせて頂きます。
「駒研春の一日会議」は新入生の皆さんに模擬国連ってどんなことをするのかを実際に知ってもらうための一日体験会議です。
そして、駒場研究会最大の新歓イベントです。
説明会で模擬国連の説明をお聞きになった方もいるとは思いますが、どんなことをするか、お分かりになれましたか。なんとなくは分かったけれど・・・という方も多いことと思います。そんな状態でいきなり一人で会議に参加するなんて、不安ですよね。でも、ご心配はいりません。この「駒研春の一日会議」では上級生とペアになって、会議を実際に体験することが出来ます。また、説明会だけでは伝えきれなかった模擬国連の楽しさや難しさや魅力もこの「駒研春の一日会議」に参加することでお分かりになる事と思います。
模擬国連は言葉だけでは伝えきることが出来ない活動です。経験して初めて分かることや、経験しないと分からないことが数多くあります。
今回の「春の一日会議の議場」ではシリア難民危機をテーマとして行います。
アラブの春より始まったシリア情勢の混乱、現在はさらにISILという強力な勢力の登場により混乱に拍車がかかっています。その中で、シリアから逃れた人々は3百万人以上、国内避難民も推定で650万人という、第二次世界大戦以降で最大の難民危機がシリアで引き起こされています。
もちろんのことながら、難民支援を行う国際機関であるUNHCRもシリア難民を救うために様々な支援を行ってきました。しかしながら、シリア内戦の長期化により、周辺諸国の受け入れ能力の限界や第三国定住者の受け入れ国不足といった様々な問題が露呈してきています。
これらのことを踏まえて、シリア難民の保護のためには、UNHCRは今後どのような方策を取るべきなのか、という点について長期的視野に立って包括的に検討する機会としてください。
さらに詳しく知りたいという方は模擬国連駒場研究会のホームページ内のLibraryのBGの箇所で春の一日会議(2015)をご確認ください。
模擬国連駒場研究会のホームページはこちら→http://jmun.org/komaba/j/library.html
模擬国連駒場研究会のホームページはこちら→http://jmun.org/komaba/j/library.html
難民問題というのは、非常にポピュラーな問題である一方、国際的に長らく議論されてきつつもいまだに結論が出ていない複雑な議題です。そして、だからこそ面白い議題でもあります。
模擬国連の楽しさや奥深さを実際に体験してみてください。そして、深く考え、熱い議論を一緒にしませんか。
皆様のお越しを楽しみに待っています。
詳細はこちら。
日時:4/12(日) 9:00~17:00
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(通称オリンピックセンター)
持ち物:筆記用具、昼食(参宮橋駅前にコンビニあり)
集合:8時30分に参宮橋駅改札前(オリンピックセンターまでは上級生がご案内します)
途中参加、途中抜けも可能です。
会議終了後は、食事会を行います。お気軽にご参加ください。
4/14(火)にレビューを行います。
場所:東大駒場キャンパス 5号館525教室
時間:19:00~21:00