こんにちは。東京医科大学医学部1年衞藤菜生です。
この春休み、みなさんどうお過ごしですか?
さて、先週の土曜日2月18日に、東京医科歯科大学において、JMUN(日本模擬国連)、AMSA(アジア医学生連絡協議会)、ALSA(アジア法学生協会)の三団体が共同して行ったイベントに参加してきました。これは、各団体が、「原子力と自然災害」を共通のテーマとし、それぞれのやり方で分科会を開き、お互いが普段とは異なるアプローチをしてみようという趣旨のもとに行われたものです。
私が参加したのは、AMSAの分科会です。AMSAの活動紹介の後、東北で被災した村の役人とその住人、被災者を受け入れる村の医師と役人、その住人、そしてボランティア医師をロールプレイすることで、「医師」のボランティアを派遣するにあたり生じる問題を考えました。ここでの議論は、それぞれの立場の利益を失わないように主張するという点では、模擬国連と似ていたように思います。
最後のフィードバックでは、それぞれの分科会に参加した人と意見を交換することができました。初めて模擬国連に触れたというALSAの方は、大使になりきるという視点が新鮮だったそうです^^会議では、模擬裁判経験者の方は慣れるのも早かったとか。はじめはプロシージャ―に戸惑う人も多かったそうですが、最後の方は活発な議論が交わされ、なんとか一つのDRが採択されました!
また、ALSAによる分科会では、放射性廃棄物の処理に関する責任問題などを、正義という観点から議論していったそうです。こちらも、議論が活発になるのにいつもの活動より少し時間がかかったそうですが、最終的には皆で鋭い意見を交換できたようです。
各団体の代表同士の会話から実現したという今回の企画ですが、異分野で頑張っている学生の話を直接聞き、また模擬国連のおもしろさをたくさんの人に知ってもらう、とても良い機会になりました!やはり熱い方が多かったです^^企画・運営して下さった各団体の方に感謝したいです。
そして今度の月曜・火曜日には、こまけん強化会議が行われます。各々にとって、自分を強化できる良い会議になるよう、頑張ってきます!