3月20日に日本を発ってから約3週間…
4月11日、無事全米団のメンバーが帰国しました!!
全4回に渡った「全米団たより」も今回がラスト。
最終回は、全米団のメイン行事である『全米大会』の様子をお届けします!
帰国後、さっそく来年度の運営にむけ動き出した忙しい全米団メンバーの中から、こまけん会計担当の松嶋くんが会議を振り返ってくれました。
いやはや、なんともアツイ会議報告ですね~!(笑)
3週間の充実っぷりがつまった「全米団たより」最終回、まだ見ぬ来年度の全米団メンバーへのメッセージをこめてお送りします☆
「こんにちは~
こまけん会計等の松嶋徹郎です。はじめまして!
新入生のみなさんは、授業選びやサークル見学、コンパやらで充実した生活を過ごしていらっしゃるかと思いますが、いろいろ見て回って、その結果こまけんの一員となっていただければ幸いです♪
さあ、若干日程が空いてしまいましたが、前回の田川団長の記事にもあったように、全米団のメインディッシュ、全米大会について書こうと思います!!あ、申し遅れましたが僕も全米団に参加してまして、一週間ほど前に我々は全日程を終了して帰国しました。これからは来年の運営に邁進しなくては。。。(大変だー!)
まず全米大会について少し説明を。
全米大会は、毎年NYとワシントンDCで春と秋に開かれている、おそらく世界最大の模擬国連会議で、「全米」とつきますが、日本をはじめ、ドイツ、イタリア、エクアドル、ブータンからも参加者が集まる、まさに「世界」大会です!
われわれが参加したNY大会では、参加者数2000人の大会が2つ開かれ(4000人!)、その期間NYの街はもぎこっかーで埋め尽くされます笑。会議は安保理の15カ国から総会の192カ国まで幅広い種類のものが開催され、麻薬に関する委員会など、すごくレアな会議が存在するのも魅力の一つです。しかも開会式と閉会式は総会本会議場でやります♪
その中で僕が参加した会議は、あの安全保障理事会です!!
北朝鮮のミサイル非難声明出したところです!
実は、会議最終日に模擬総会本会議と模擬安保理は国連内の本当に使われている会議室で会議をさせてもらえたのですが、模擬安保理が緊急会合の模擬をしている(台湾が中国から分裂する!その背後にはアメリカが!という設定)のと同時並行で、本当の安保理も北朝鮮の「人工衛星笑」に関する緊急会合を行ってました。テンション上がりましたね☆
では、会議報告をば。
通常会合の議題はホットな「パレスチナ/イスラエル問題」が選ばれ、4日間の間活発な議論が闘わされました。会議監督(子持ちの社会人でした)によると、安保理には各模擬国連のエース級の猛者どもが送り込まれてくるらしく、それもそのはず全米大会安保理6回目の猛者や、イラクのアメリカ軍情報部での勤務経験があるとかいう猛者や、授業で週15時間模擬国をやっているとかいう猛者たちとともに、本当に内容の濃い会議をできました!
結果的にベルギー(担当国です)が作った、ガザに対する人道支援に関する決議と(僕が書いた)、パートナーが書いた国境線の安全保障についての決議が両方採択されたので、国益は達成できたかな、と思います。
ちなみに会議の裏話をひとつ。会議3日目にイスラエルとパレスチナの大使を安保理に呼んで、現状について、そして解決に向けての協力の意思についての公聴会を開きました。それ自体はあまり実りあるものではなかったのですが、直後の昼休みにベトナム大使(ドイツ人)が両(国)大使を捕まえて安保理の会議室に連れ込み、問題解決に向けた二者会合を開かせてしまったのです!!笑。その結果、ガザへの支援のためにイスラエルが回廊3つの封鎖を解除するという誠にあり得ない合意文書が作成され、午後の会合において提出されました。もちろん14カ国の、(現実的に)「ありえない!!」という反対によってもみ消されましたが。笑。この他にも日本では見られない奇抜な戦略や会議行動が見られて、興味深かったです◎
そしてなんと!われわれベルギー代表団は、上から2番目の賞にあたる(優秀賞みたいな)、”Distinguished Delegates”の一員に選ばれました!!次代が”Outstanding Delegates”を受賞してくれることに期待します!!
こんな感じで会議報告を終わらせていただきます。直接質問していただければ喜んでもっとお話ししますよ◎
最後にまとめをすると、全米団として渡米した3週間でとってもとってもとってもとっても得難い経験をできました!デイトン大学で「アメリカの安全保障政策」という授業に参加して、イラク戦争等に対する完全なるアメリカ視線を体験したり、オバマ支持者とアメリカ政治やマーシャルプランの適用範囲について語ったり、ピザが主食になったり、夜にブロードウェイを徘徊したり、ミュージカルに目覚めたり、挙げ尽くすことはできません!ときには英語のスピードとレベルに着いていけなかったりして悔しい思いをしたり、まあいろいろ後悔などもしましたが、すべて自分の糧となり、血となり肉となると信じています。
そして、3週間一緒にアメリカを生き抜いた仲間たちには、何かこう、信頼みたいなものが僕の中では生まれています。くさいのでこれくらいでやめときます笑。
最後に、われわれをずっとリードし続けてくださった前代団長の丹沢さんに、この場を借りて感謝させてください。本当にありがとうございました。
てことで、みなさん、来年の全米団を目指してください!!
27代派遣事業運営事務局として、待ってまーす♪♪」
こまけん会計等の松嶋徹郎です。はじめまして!
新入生のみなさんは、授業選びやサークル見学、コンパやらで充実した生活を過ごしていらっしゃるかと思いますが、いろいろ見て回って、その結果こまけんの一員となっていただければ幸いです♪
さあ、若干日程が空いてしまいましたが、前回の田川団長の記事にもあったように、全米団のメインディッシュ、全米大会について書こうと思います!!あ、申し遅れましたが僕も全米団に参加してまして、一週間ほど前に我々は全日程を終了して帰国しました。これからは来年の運営に邁進しなくては。。。(大変だー!)
まず全米大会について少し説明を。
全米大会は、毎年NYとワシントンDCで春と秋に開かれている、おそらく世界最大の模擬国連会議で、「全米」とつきますが、日本をはじめ、ドイツ、イタリア、エクアドル、ブータンからも参加者が集まる、まさに「世界」大会です!
われわれが参加したNY大会では、参加者数2000人の大会が2つ開かれ(4000人!)、その期間NYの街はもぎこっかーで埋め尽くされます笑。会議は安保理の15カ国から総会の192カ国まで幅広い種類のものが開催され、麻薬に関する委員会など、すごくレアな会議が存在するのも魅力の一つです。しかも開会式と閉会式は総会本会議場でやります♪
その中で僕が参加した会議は、あの安全保障理事会です!!
北朝鮮のミサイル非難声明出したところです!
実は、会議最終日に模擬総会本会議と模擬安保理は国連内の本当に使われている会議室で会議をさせてもらえたのですが、模擬安保理が緊急会合の模擬をしている(台湾が中国から分裂する!その背後にはアメリカが!という設定)のと同時並行で、本当の安保理も北朝鮮の「人工衛星笑」に関する緊急会合を行ってました。テンション上がりましたね☆
では、会議報告をば。
通常会合の議題はホットな「パレスチナ/イスラエル問題」が選ばれ、4日間の間活発な議論が闘わされました。会議監督(子持ちの社会人でした)によると、安保理には各模擬国連のエース級の猛者どもが送り込まれてくるらしく、それもそのはず全米大会安保理6回目の猛者や、イラクのアメリカ軍情報部での勤務経験があるとかいう猛者や、授業で週15時間模擬国をやっているとかいう猛者たちとともに、本当に内容の濃い会議をできました!
結果的にベルギー(担当国です)が作った、ガザに対する人道支援に関する決議と(僕が書いた)、パートナーが書いた国境線の安全保障についての決議が両方採択されたので、国益は達成できたかな、と思います。
ちなみに会議の裏話をひとつ。会議3日目にイスラエルとパレスチナの大使を安保理に呼んで、現状について、そして解決に向けての協力の意思についての公聴会を開きました。それ自体はあまり実りあるものではなかったのですが、直後の昼休みにベトナム大使(ドイツ人)が両(国)大使を捕まえて安保理の会議室に連れ込み、問題解決に向けた二者会合を開かせてしまったのです!!笑。その結果、ガザへの支援のためにイスラエルが回廊3つの封鎖を解除するという誠にあり得ない合意文書が作成され、午後の会合において提出されました。もちろん14カ国の、(現実的に)「ありえない!!」という反対によってもみ消されましたが。笑。この他にも日本では見られない奇抜な戦略や会議行動が見られて、興味深かったです◎
そしてなんと!われわれベルギー代表団は、上から2番目の賞にあたる(優秀賞みたいな)、”Distinguished Delegates”の一員に選ばれました!!次代が”Outstanding Delegates”を受賞してくれることに期待します!!
こんな感じで会議報告を終わらせていただきます。直接質問していただければ喜んでもっとお話ししますよ◎
最後にまとめをすると、全米団として渡米した3週間でとってもとってもとってもとっても得難い経験をできました!デイトン大学で「アメリカの安全保障政策」という授業に参加して、イラク戦争等に対する完全なるアメリカ視線を体験したり、オバマ支持者とアメリカ政治やマーシャルプランの適用範囲について語ったり、ピザが主食になったり、夜にブロードウェイを徘徊したり、ミュージカルに目覚めたり、挙げ尽くすことはできません!ときには英語のスピードとレベルに着いていけなかったりして悔しい思いをしたり、まあいろいろ後悔などもしましたが、すべて自分の糧となり、血となり肉となると信じています。
そして、3週間一緒にアメリカを生き抜いた仲間たちには、何かこう、信頼みたいなものが僕の中では生まれています。くさいのでこれくらいでやめときます笑。
最後に、われわれをずっとリードし続けてくださった前代団長の丹沢さんに、この場を借りて感謝させてください。本当にありがとうございました。
てことで、みなさん、来年の全米団を目指してください!!
27代派遣事業運営事務局として、待ってまーす♪♪」
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《全米団に興味を持たれた方へ》
全米団運営事務局公式HP↓
より詳しい情報が載っています。ぜひご覧下さい!☆