2009年4月4日土曜日

全米団たより vol.2




こんにちは!駒場研究会会長の山田卓史です。

新入生の皆さんはいよいよ大学生活が始まりますね。胸を躍らせて上京した去年の自分を懐かしく感じます。慣れないことも多いかと思いますが、充実した日々をお過ごしください。

さて、前回副会長のきっかわ君が最後に予告した通り、駒場研究会の四人は今ニューヨークに来ています。

高く洗練された建築物、世界中からやって来た人々、巨大なミュージカルの看板…見るもの全てに圧倒されます。上の写真はタイムズスクウェアにて撮った写真です。

昨日の朝は全米団の男子4人でセントラルパークをランニングして、ニューヨーカー気分を味わってきました。笑(真ん中の写真)

さてそんな僕たちはニューヨークで一体何をしているかと言うと、毎日日本政府・国連職員の方から様々なお話を聞いています。

30日は日本政府代表部の方に国連を案内していただいた後(下の写真は国連総会会議場の写真です)、国連日本政府代表部特命全権大使の方に、国連における日本の取り組みについてお話を伺いました。

31日はDPKO(平和維持活動局)の職員の方、DPI(国連広報局)の軍縮担当者の方からお話を聞いた後、Jean Gazarianという方とお会いしました。

このGazarian氏は、なんと国連設立時(1946年!)から国連に務め今なお現役という、まさに人生を国連に捧げた方なのです。

Gazarian氏からはダンバートン=オークス会議から現在に至る、国連の歴史をお聞きしました。

サンフランシスコ会議での拒否権をめぐる争い、冷戦時代の国連などのお話だけでなく、国連の裏話もお聞きしました。キューバのカストロ議長が初めて国連にやってきたとき、「今日は短く話す」と言って四時間も話した、国連本部の周りをヘリコプターが旋回し、「テロリストだ」と大騒ぎになったが、結局ただの物好きな観光客だった、などなど…60年以上国連に務めているGazarian氏だからこそ知る話をたくさん聞くことができました。

明日は同じくお話を伺いに行った後、夜はブロードウェイで「オペラ座の怪人」を見てきます!!次回の更新もお楽しみに!!