もうあと1週間すれば4月。
いよいよ入学&新学期です。
さて、今日は模擬国連委員会のイベントを紹介したいと思います。
模擬国連委員会というのは、駒場模擬国連(こまけん)の親玉みたいな存在で、全国の模擬国連の中心として活動している組織です。
細かいとこはともかく、とりあえずそれだけ大規模なイベントをやるってことです!
2つのイベントを紹介しますが、どちらも規模は100人を優に超えます!
首都圏のいろんな大学から学生が参加してくるので、他大の友達もたくさんできるし、模擬国連の楽しさを味わえるいい機会だと思うので、是非参加してみてください。
4月6日(日)14:00~
春の合同お花見@代々木公園
(当日は13時30分からJR原宿駅に誘導が立ちます)
模擬国連に興味のある学生が集まって、お花見をしつつ、もぎこくの先輩の話を聞いたり、同じ学年の人と話したり、スポーツしたり、、、というイベントです。
食事やお菓子、飲み物もでますが、参加費は無料!
毎年130人ぐらいが集まって、わいわいがやがや楽しくやってます〃
ぜひ気軽に参加してみてください◎
4月20日(日)10:00~
春の1日体験会議@上智大学
(当日は9時30分からJR四ッ谷駅に誘導が立ちます)
模擬国連の活動の中心のとなる「会議」を一日で体験してみよう!というイベントです。
議題は『核軍縮』と『HIV/AIDS』。2つから好きな方を選べます。
会議の前に議題に関する勉強会を行うので、議題のことなんかよくわからないって人も安心です。
また、会議ではもぎこくの先輩と一緒に大使をやるので、会議初めてって言う人も一から先輩に教えてもらえます。
もちろん、一日なので会議の時間は長くは取れないけど、模擬国連ってこんなことやるんだってことをしるのにはぴったりだと思います。
駒場の新歓会議より先に行われるので、早く会議をやってみたいという人は是非◎
以上イベントの紹介でした。
紹介したはいいけど、何事も百聞は一見に如かず、です。
ぜひ参加してみてくださいね〃
新歓代表 国分俊裕(ぶんぶん)
2008年3月26日水曜日
2008年3月18日火曜日
The situation concerning Rwanda
昨日3月17日、駒場研究会は駒場キャンパスコミュニケーションプラザにて、「ルワンダにおける人道的介入」というテーマで安全保障理事会第3368会合という設定の下、会議を行いました。参加された皆様お疲れ様でした!
会議の設定などについて少し説明しますと、舞台は1994年のルワンダ。そういえば『ホテル・ルワンダ』という映画がありましたね。観たことがある人は思い出してください。
ルワンダは1962年に独立するまではドイツとベルギーの植民地でした。ルワンダにはフツ族とツチ族という二つの民族が存在し、ドイツの植民地時代にツチ族による間接統治という支配形態をとったことから次第にツチ族が優遇され、民族対立の下地が作られました。ドイツの支配を引き継いだベルギーも間接統治の形態を採用しました。
1959年、体制から排除されツチ族への不満が高まっていたフツ族が、ツチ族との武力衝突を起こしました。その結果、フツ族は主導権を握り、1962年にベルギーから独立を果たしました。ちなみに独立の前後で、ツチ族の多くはフツ族政権からの迫害を逃れて周辺国に流出し、一部は国外からルワンダへの反抗を開始しました。
フツ族が政権を握り、1973年ハビャリマナが大統領に就任し、和平政策を掲げましたが、公的部門からのツチ族排除が改善されることはありませんでした。
そのような状況下で、1990年に隣国ウガンダで活動していたルワンダ愛国戦線(RPF)という集団がルワンダに侵攻して内戦が勃発しました。1993年に和平協定が結ばれ和平に向かうかに見えましたが、1994年4月6日にハビャリマナ大統領が乗った飛行機が何者かに撃墜されるという事件が起こりました。この事件をきっかけとして内戦がエスカレートし、そのような事態の中、大量虐殺が始まりました。こうして、80万人が虐殺されるという歴史上まれに見る悲劇に至りました。
国連憲章は、国家間の紛争を武力を用いることなく平和的手段によって解決することを規定しています。しかし、平和的解決を図ったにもかかわらず、他国に対して武力の行使を行った国には国連憲章に基づく強制行動をとることになります。国連の強制行動は第7章に規定されており、安全保障理事会の決議に基づいて行われます。具体的には、安全保障理事会が、「平和に対する脅威、平和の破壊、あるいは侵略行為」と認定した時、場合によっては経済制裁や軍事制裁を発動することになります。
会議においてはこの「国際の平和と安全に対する脅威」にあたるか、つまり軍事的介入が認められるかが争点となりました。
今回の会議の設定日である4月21日に至る経緯は上に述べた通りですが、会議においては「介入」「撤退」「現状維持」のそれぞれの案を維持する国々の対立軸がありました。
この会議の設定日の直前、ソマリア内戦への介入で国際連合(アメリカがその中核を担っていました)は痛い失敗を経験していただけに、アメリカをはじめとする国々は非常に慎重に現状維持案を支持し続けました。
一方、ナイジェリア、ニュージーランドなどの国々は「そもそも国連の目的って国際の平和と安全の維持じゃないの?」という観点から介入案を支持し続けました。
会議は総会を想定している時とは違いややカジュアルな雰囲気で進められましたが、どの対立軸の陣営も一歩も譲らず、午前11時くらいに始まった会議も、途中休憩を挟んだとはいえ、日が沈むまで続けられました。あの白熱した議論に、「今年の駒場研究会の活動はすごく刺激的なものになる」と感じずにはいられませんでした。
遅くなりましたが東京大学前期合格者のみなさん、本当におめでとうございます!
今回は「模擬国連の会議ってどんな感じ?」というのを少しでも知っていただきたくて書きました。
模擬国連はみなさんの知的好奇心を刺激してくれるホットな場です!
とにかくちょっとでも興味を持った人は以前このページでお伝えしたサークルオリエンテーション、説明会を要CHECKですよ!
会議の設定などについて少し説明しますと、舞台は1994年のルワンダ。そういえば『ホテル・ルワンダ』という映画がありましたね。観たことがある人は思い出してください。
ルワンダは1962年に独立するまではドイツとベルギーの植民地でした。ルワンダにはフツ族とツチ族という二つの民族が存在し、ドイツの植民地時代にツチ族による間接統治という支配形態をとったことから次第にツチ族が優遇され、民族対立の下地が作られました。ドイツの支配を引き継いだベルギーも間接統治の形態を採用しました。
1959年、体制から排除されツチ族への不満が高まっていたフツ族が、ツチ族との武力衝突を起こしました。その結果、フツ族は主導権を握り、1962年にベルギーから独立を果たしました。ちなみに独立の前後で、ツチ族の多くはフツ族政権からの迫害を逃れて周辺国に流出し、一部は国外からルワンダへの反抗を開始しました。
フツ族が政権を握り、1973年ハビャリマナが大統領に就任し、和平政策を掲げましたが、公的部門からのツチ族排除が改善されることはありませんでした。
そのような状況下で、1990年に隣国ウガンダで活動していたルワンダ愛国戦線(RPF)という集団がルワンダに侵攻して内戦が勃発しました。1993年に和平協定が結ばれ和平に向かうかに見えましたが、1994年4月6日にハビャリマナ大統領が乗った飛行機が何者かに撃墜されるという事件が起こりました。この事件をきっかけとして内戦がエスカレートし、そのような事態の中、大量虐殺が始まりました。こうして、80万人が虐殺されるという歴史上まれに見る悲劇に至りました。
国連憲章は、国家間の紛争を武力を用いることなく平和的手段によって解決することを規定しています。しかし、平和的解決を図ったにもかかわらず、他国に対して武力の行使を行った国には国連憲章に基づく強制行動をとることになります。国連の強制行動は第7章に規定されており、安全保障理事会の決議に基づいて行われます。具体的には、安全保障理事会が、「平和に対する脅威、平和の破壊、あるいは侵略行為」と認定した時、場合によっては経済制裁や軍事制裁を発動することになります。
会議においてはこの「国際の平和と安全に対する脅威」にあたるか、つまり軍事的介入が認められるかが争点となりました。
今回の会議の設定日である4月21日に至る経緯は上に述べた通りですが、会議においては「介入」「撤退」「現状維持」のそれぞれの案を維持する国々の対立軸がありました。
この会議の設定日の直前、ソマリア内戦への介入で国際連合(アメリカがその中核を担っていました)は痛い失敗を経験していただけに、アメリカをはじめとする国々は非常に慎重に現状維持案を支持し続けました。
一方、ナイジェリア、ニュージーランドなどの国々は「そもそも国連の目的って国際の平和と安全の維持じゃないの?」という観点から介入案を支持し続けました。
会議は総会を想定している時とは違いややカジュアルな雰囲気で進められましたが、どの対立軸の陣営も一歩も譲らず、午前11時くらいに始まった会議も、途中休憩を挟んだとはいえ、日が沈むまで続けられました。あの白熱した議論に、「今年の駒場研究会の活動はすごく刺激的なものになる」と感じずにはいられませんでした。
遅くなりましたが東京大学前期合格者のみなさん、本当におめでとうございます!
今回は「模擬国連の会議ってどんな感じ?」というのを少しでも知っていただきたくて書きました。
模擬国連はみなさんの知的好奇心を刺激してくれるホットな場です!
とにかくちょっとでも興味を持った人は以前このページでお伝えしたサークルオリエンテーション、説明会を要CHECKですよ!
明治大学法学部法律学科2年山本裕太郎
2008年3月10日月曜日
新入生な皆さま
新入生のみなさんあらためて合格おめでとうございます<(_ _)>
さて、このHPに来てくれたっていうことは、国連や国際問題や外交やらに興味を持っている人だと思いますが、ここで改めて模擬国連の紹介をさせてもらいます
The Model United Nations -模擬国連- とは??
国連-国際連合-では毎年、平和構築や軍縮・人権や貧困・環境問題など様々な議題が、世界各国の代表によって話し合われています。
私たちのサークル「模擬国連」では、学生一人一人が“国連大使”として、これらの議題について話し合い、議論や交渉を通じて国際問への理解をより深めることを目標にしています。
模擬国連は、アメリカのハーバード大学で始まり、今では世界60カ国で行われています。日本では元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんが上智大学ではじめられて、東大の駒場のほか、上智・早稲田・慶応・一橋大学や、宇都宮・筑波・京都・九州・北陸など日本全国に広がるインカレサークルです。
うーん、わかるような、よくわからないような紹介ですが、あえて長く書くのをやめました。というのは、新入生の皆さんには、ナマの私たちの活動を見てもらいたいんです。実際の活動を見て、メンバーの人
と直接話をして、初めてサークルの魅力がわかる。そう思いませんか?(というか僕がそうだったので;)
まだ入学には間がありますが、これからの予定をお伝えします。
4月7日・8日
サークルオリエンテーション(7日が理系、8日が文系)
この「サークルオリエンテーション」とか「サークルオリ」とか「サーオリ」とか呼ばれるイベントの正体は、いわばサークルの展覧会。いろいろなサークルがブースを出していて、新入生は興味のあるサークルを見て回る、そんな感じのイベントです。
模擬国連は1号館の154教室でブースを開いてます。1号館といってもわからないかもしれないけど、そのうち慣れます。笑 そのときに模擬国連の魅力をいっぱい伝えられると思うので、是非遊びに来てください〃
4月14日(月)18:30- @5号館
駒場模擬国連説明会その1
もうこの日には授業始まってます。ドキドキです。5限までみっちり受けても5時50分、駒場模擬国連は6時30分なので余裕で間に合います。教室と説明会の内容はまた近くなったら連絡します。っと駒場模擬国連の活動日は毎週月曜日6時30分なので覚えてくれるとうれしいです。
4月21日(月)18:30- @5号館
駒場模擬国連説明会その2
同じ「説明会」だけど、前の週の説明会とは違うコンテンツで行きたいと思ってます。これも近くなったら連絡します。
4月28日(月)18:30- @5号館
新歓会議勉強会
いよいよ「会議」・・の前に勉強会をやります。国際問題実はよくわからんって人も、勉強会が必ず会議の前にはあるので安心してください。肝心の「新歓会議」はゴールデンウィーク中の5月5日6日に行います。次の項目をごらんあれ。
5月5日・6日
新歓合宿
いよいよ「会議」というわけですが、会議は1時間や2時間じゃ終わりません;だから模擬国連では合宿をして、いっぱい会議します。お楽しみ企画も用意しているので、是非ご参加あれ。やっぱり模擬国連の醍醐味はなんていって会議ですしね。合宿先は国立女性教育会館というところですが、女性じゃなくても泊まれるので安心してください。笑
新歓合宿のあとはまた通常活動に戻ります。毎週月曜日の6時30分からです。
次の会議は「前期会議」。はじめは勉強会をやるんですが、今度は通常活動でも会議を行います。活動時間は2時間ぐらいなので、時間は限られますが、これを2-3週間やったあと、最後にまた合宿で会議を締めくくります。合宿は6月の後半の予定です。前期会議が終わったら、テストシーズンも始まるのでいったんお休みという流れになります。夏以降はまたおいおいお話します。
とまあ長々書いてしまったわけですが、とりあえず・・
サークルオリエンテーション@1号館154教室でお待ちしてます〃
是非遊びに来てください。
新歓代表 国分(文科2類2年)
さて、このHPに来てくれたっていうことは、国連や国際問題や外交やらに興味を持っている人だと思いますが、ここで改めて模擬国連の紹介をさせてもらいます
The Model United Nations -模擬国連- とは??
国連-国際連合-では毎年、平和構築や軍縮・人権や貧困・環境問題など様々な議題が、世界各国の代表によって話し合われています。
私たちのサークル「模擬国連」では、学生一人一人が“国連大使”として、これらの議題について話し合い、議論や交渉を通じて国際問への理解をより深めることを目標にしています。
模擬国連は、アメリカのハーバード大学で始まり、今では世界60カ国で行われています。日本では元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんが上智大学ではじめられて、東大の駒場のほか、上智・早稲田・慶応・一橋大学や、宇都宮・筑波・京都・九州・北陸など日本全国に広がるインカレサークルです。
うーん、わかるような、よくわからないような紹介ですが、あえて長く書くのをやめました。というのは、新入生の皆さんには、ナマの私たちの活動を見てもらいたいんです。実際の活動を見て、メンバーの人
と直接話をして、初めてサークルの魅力がわかる。そう思いませんか?(というか僕がそうだったので;)
まだ入学には間がありますが、これからの予定をお伝えします。
4月7日・8日
サークルオリエンテーション(7日が理系、8日が文系)
この「サークルオリエンテーション」とか「サークルオリ」とか「サーオリ」とか呼ばれるイベントの正体は、いわばサークルの展覧会。いろいろなサークルがブースを出していて、新入生は興味のあるサークルを見て回る、そんな感じのイベントです。
模擬国連は1号館の154教室でブースを開いてます。1号館といってもわからないかもしれないけど、そのうち慣れます。笑 そのときに模擬国連の魅力をいっぱい伝えられると思うので、是非遊びに来てください〃
4月14日(月)18:30- @5号館
駒場模擬国連説明会その1
もうこの日には授業始まってます。ドキドキです。5限までみっちり受けても5時50分、駒場模擬国連は6時30分なので余裕で間に合います。教室と説明会の内容はまた近くなったら連絡します。っと駒場模擬国連の活動日は毎週月曜日6時30分なので覚えてくれるとうれしいです。
4月21日(月)18:30- @5号館
駒場模擬国連説明会その2
同じ「説明会」だけど、前の週の説明会とは違うコンテンツで行きたいと思ってます。これも近くなったら連絡します。
4月28日(月)18:30- @5号館
新歓会議勉強会
いよいよ「会議」・・の前に勉強会をやります。国際問題実はよくわからんって人も、勉強会が必ず会議の前にはあるので安心してください。肝心の「新歓会議」はゴールデンウィーク中の5月5日6日に行います。次の項目をごらんあれ。
5月5日・6日
新歓合宿
いよいよ「会議」というわけですが、会議は1時間や2時間じゃ終わりません;だから模擬国連では合宿をして、いっぱい会議します。お楽しみ企画も用意しているので、是非ご参加あれ。やっぱり模擬国連の醍醐味はなんていって会議ですしね。合宿先は国立女性教育会館というところですが、女性じゃなくても泊まれるので安心してください。笑
新歓合宿のあとはまた通常活動に戻ります。毎週月曜日の6時30分からです。
次の会議は「前期会議」。はじめは勉強会をやるんですが、今度は通常活動でも会議を行います。活動時間は2時間ぐらいなので、時間は限られますが、これを2-3週間やったあと、最後にまた合宿で会議を締めくくります。合宿は6月の後半の予定です。前期会議が終わったら、テストシーズンも始まるのでいったんお休みという流れになります。夏以降はまたおいおいお話します。
とまあ長々書いてしまったわけですが、とりあえず・・
サークルオリエンテーション@1号館154教室でお待ちしてます〃
是非遊びに来てください。
新歓代表 国分(文科2類2年)
3月10日 前期試験合格発表!
今日は本郷で前期試験の合格発表でした〃
ということで今年初の新歓活動・ビラ配りをやってきました。
手伝ってくれたみんなお疲れ様でした&ありがとう!文系はもちろん、理系の子でも興味持ってくれた人も結構いて、お話してて楽しかったです。
おっと・・・ということはいよいよ新入生もこのブログを訪ねにくるわけです。模擬国連と新歓のイベントの紹介をしなきゃですね。
これから新歓が忙しくなってくるけど、体に気をつけてこれからも頑張っていきましょう〃
ということで今年初の新歓活動・ビラ配りをやってきました。
手伝ってくれたみんなお疲れ様でした&ありがとう!文系はもちろん、理系の子でも興味持ってくれた人も結構いて、お話してて楽しかったです。
おっと・・・ということはいよいよ新入生もこのブログを訪ねにくるわけです。模擬国連と新歓のイベントの紹介をしなきゃですね。
これから新歓が忙しくなってくるけど、体に気をつけてこれからも頑張っていきましょう〃
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