今回は、2009年のこまけん初の通常活動、前期会議を振り返りたいと思います!
僕は会議監督をやっていた荒木です。
会議は人権問題を特に取り扱う総会第三委員会を舞台に行いました。
議題として取り扱ったのは、
「国内避難民の保護」「難民の受け入れ」
の二つです。
一つ目は国内でキャンプ生活を強いられ、かつて制定された難民条約によっては保護されない人々について取り扱いました。
人道的介入の問題などが関わり、今世界でも積極的に議論されている話題です。
二つ目は一つ目の会議の話し合いを前提にして、第三国定住に関わる問題や受け入れには基準が必要ではないのか、ということについて議論を交わしました。
5月中旬から6月下旬まで、1ヶ月にわたる初の長期会議に新メン(一年目)の子達はみんな悪戦苦闘しながらもしっかり活躍して、成長してくれました。
一週目からいきなり決議案を持ってきて会議の中心になったり、全米団帰りの旧メン(二年目)にも負けじと議論を戦わせたりと、本当に一年目かと疑うような新メンもたくさんいて、これは今後の会議も手を抜けないな、と頼もしくも感じられました!
田中さんも前回の記事で書いていたように、こまけんの未来は安泰そうです。
様々な理由があるとはいえ、日本も難民の受入の絶対数が少ない国として知られてますよね。
そんな中で暮らしていると、なかなか普段の生活の中で身近な問題として難民について考えることは少ないと思います。
ですが、難民問題は同じ世界に生きる人間の尊厳や、各国の発展に関わる深刻な問題です。
“Not to know is bad. Not to wish to know is worse”
「知らないことはよくないが、知ろうとしないことはもっとよくない」
このアフリカの諺の意味をぜひ考えてみて下さい。
さて、もうすっかり夏ですね!
今年の夏は去年より暑そうです(汗
次回は夏以降の熱いイベントについての記事が書かれると思います。
お楽しみに!