こんにちは、 秋会議で会議監督を務めさせていただきました駒場研究会旧メン、 東京大学文科一類2年の横山雄大です。 私から秋会議についての報告をさせていただきます。
今回の秋会議は9月の6日から8日にかけて茨城県の筑波山温泉に て開催いたしました。二日目までは会議とし、 3日目はつくばにて観光しました。
秋会議では模擬国連としてはかなり特殊な国内の会議を模擬しまし た。議場は「大東亜戦争における今後の方針について」、 議場は最高戦争指導会議および御前に於ける最高戦争指導会議構成 員会議(御前会議) です。 史実では断続していたいくつかの会議をまとめて一つの会議としま した。 また議場については天皇が会議に臨席している時を御前会議、 それ以外の時を最高戦争指導会議としました。 この会議では昭和天皇や鈴木貫太郎のような人物を模擬し、 ポツダム宣言への対応を検討しました。 さらにこの会議はクライシス会議であり、 会議中に諸外国や国内の状況が変化していき、 参加者はそれに対応していかなくてはなりませんでした。 ありがたいことに他研からの参加者もあり今回の会議は参加者が多 くなったため、同一の会議を2つの議場に分かれて行いました。
今回の会議は特殊なプロシージャやクライシスが採用されていたた め、参加者の対応力が試されるものでした。 詳しい議論の流れは省略いたしますが、 最終的には両議場とも国体護持を達成できず「終戦」 ということの難しさを改めて実感いたしました。
今回の会議は何よりも楽しむことが目的でしたが、 ゲーム性の強い今回の秋会議を通じて「こういう会議もあるんだ」 と少しでもみなさんの模擬国の世界が広がれば嬉しいです。 また今年は戦後70周年ということもあり、 今回の会議をきっかけに少しでも戦争について考えて下さったらデ ィレクとしてはこの上ない喜びです。
最後に、 私の力不足な面を補い会議の具体化に大きく貢献してくれた副会議 監督の野並、 フロントの人手不足の中秘書官に立候補してくれた中島、 会議に何かと話題を提供してくれた同じく秘書官の村山、 そして参加者の皆様に感謝の意を表して報告を終わらせて頂きます 。