2014年4月27日日曜日

模擬国連会議全米大会


こんにちは。
駒場研究会旧メン、東京大学文科一類2年の伊藤龍一です。

今回は、ニューヨークにおいて、3月30日から4月3日に開催された、模擬国連会議全米大会について報告させていただきます。

私は、模擬国連会議全米大会派遣事業第31代団員の1人として、今大会に参加しました。

全米団派遣事業とは、日本から代表団を全米大会に派遣し、帰国後は次代の派遣に向けて運営を行う、という事業です。駒場研究会からは矢倉、北村、私の3名が参加しています。



私は、南アフリカ大使として、国連環境計画(United Nations Environment Programme)の会議に参加し、輸送に関するグリーン経済について議論しました。

400人規模の会議は、どのグループで何が議論されているかも把握するのが難しい、という初めての経験でした。
世界各国から集まる参加者と、矢継ぎ早に出てくるアイデアを議論しながら、具体的な政策にしていく過程は、貴重な経験となりました。
また、自分が練り上げていった政策を文言として残すことができたのは、自信になりました。
もちろん、会議の進み方であったり、言語の壁であったりと、困難を感じる時間もありましたが、主体的に他の大使と関わり続けることで、会議を楽しむことができたと思います。
今回の経験を、これからの模擬国連活動に役立てていきたいと思います。




2014年4月21日月曜日

こまけん春の一日会議2014

こんにちは!
駒場研究会春の1日会議(通称:こまけん春一)の会議監督を務めさせていただいた駒場研究会7期、お茶の水女子大学2年の斉藤美沙季と申します。413日、代々木オリンピックセンターにて行われたこまけん春一のご報告をさせていただきます。


この会議は新入生に模擬国連、そして駒場研究会の魅力を伝えることを目的としたもので、私たち上級生はこの会議のために一生懸命準備してまいりました。
議場は2012年ブラジルのリオデジャネイロで開催された「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」で、議題は「持続可能な開発と貧困撲滅の文脈におけるグリーンエコノミー」を取り上げました。環境と経済の両立を目指すグリーンエコノミーという考え方は、環境問題を扱う中でホットなトピックですが、それゆえ概念的に曖昧で捉えにくい部分も多く、少々難しかったと思います。


論点1では、グリーンエコノミーの定義を話し合いました。定義という概念レベルの議論では、具体的な内容をイメージするのが大変だったと思いますが、参加者それぞれがグリーンエコノミーのあるべき姿を考え、真剣に話し合っていた様子が印象的でした。論点2では、食料安全保障、水、エネルギー、海洋、森林減少の5つの分野でグリーンエコノミーの政策を考えました。ここでは新入生が政策を自ら考え、活発に議場を動き回り上級生相手でもひるむことなく交渉している姿をたくさん見ることができました。
今回のこまけん春一をきっかけに一人でも多くの新入生が模擬国連の楽しさ、こまけんの魅力を感じてくれたのなら、春一会議監督としてこれほどうれしいことはありません。


最後に、この会議に携わってくれたすべての方に心より感謝申し上げます。朝早くから参加してくれた新入生の皆さん、頼もしい6期の先輩方、大好きな7期のみんな、3か月前から共に準備してくれたフロントメンバー、本当にありがとうございました!

今後も駒場研究会全員で協力してこまけんを盛り上げていきたいと思います!