2011年12月10日土曜日

☆遊び合宿2011☆

旧メン(2年)の高秀です。旧メンとはいえ、もう代替わりの時期です。僕らの時代は終わりました。新しい代の繁栄を祈っております。

さて、もうすぐクリスマスということで、心身共に寒い季節ですが、まだ温かかったころのことについて書きます。9月の上旬に「こまけん遊び合宿in草津温泉」してきました♪

文字で書いても伝わらないので、バンバン写真貼っていきたいと思います。

まず、


なんか宗教っぽいですね。。。anyway,歓迎されました!


本当はサイクリングする予定だったんですけど、


 人気だったため急きょパターゴルフに変更!!
坂道のコースは難しかったので、妥協して、平坦なコースを存分に楽しみました。
(模擬国連の会議でも時に妥協は必要です。)



 ノーコメント。


湯畑をバックに。艶なり。
草津温泉には、ただ温泉があるだけでなく(あ、無料の温泉ありました)、観光もできちゃいます!
詳しくはwebへ
http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/index.html

お食事・・・


ひろーーーーーーい!!!!!大満足でした^^

そして入浴・・・・


期待して鼻血だされた方には申し訳ありませんが、写真はないです。
でもでも、やはりさすが草津温泉でした。この旅行は盛りだくさんでしたが、至福のひと時でした。

そして、

あそんで~~~~~(大富豪、UNO、人狼ゲーム)

翌朝、朝風呂ののち、



湯釜というなんとも美しいところへ行ってきました。
どうしてこんな色になるのでしょうか。
詳しくはwebへ
http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/cgi-bin/public/spot.cgi?id=16&t=2&c=2


という感じで、充実した1泊2日でした!
普段模擬国連の会議では、それぞれ各国政府代表という立場で行動しますが、今回の遊び合宿では長い時間「素」の状態で交流できたので、より一層新メン、旧メンのみんなと仲良くなれた気がします^^

P.S.

帰るまでが合宿です。

2011年12月8日木曜日

関西大会

こんにちは、駒場研究会旧メンの増山です。
怒涛のブログアップの波に乗ります!



私は今年の8月23日から25日に行われた関西大会について書こうと思います。

関西大会は全国大会の中の一つであり、普段の会議と違い、研究会、学年の垣根を越えて熱い議論が繰り広げられます。

今年の関西大会は、京都議定書が採択された京都国際会館で行われました!



去年私は関西大会に参加しなかったため、多くの旧メンとは異なり初めての関西大会となりました。

私が参加した会議は国連総会第三委員会を模擬し、議題は「先住民の権利」でした。

担当国がオーストラリアという議題の中での重要国であったこともあり会議前はとても緊張しました。



開会式を終えると早速会議が始まりましたが、他の研究会の人と進めていく会議はやはり、駒場の会議とはまた違っていてとても刺激的でした。

特に今回の会議では私が駒場研究会ではやったことのない、会議の進行役(ファシリテーター)を行ったということもあり非常に印象に残る会議となりました。



会議内容に触れると、「先住民に関する国連宣言」を全会一致での採択を目指す、という目標のもと会議はスタートしました。

アメリカ、オーストラリア、カナダなどの草案への反対国と、ラテンアメリカを中心とした賛成国の間での妥協点の模索が中心となりました。

普段の会議と違い始めから宣言の草案は出来ているので、文言作成等の作業はなく草案に対しての見解の違いや、懸念点を各々の国が表明し修正していく形で会議は進みました。

アムネスティインターナショナルというNGOを務めていたこまけん旧メンがNGOながらに賛成国を取りまとめ、引っ張っている姿に刺激されながらも、反対国、そしてファシリテーターとして2泊3日の会議を楽しみました!

(結局草案のコンセンサス採択は出来ませんでした;反対国を多く増やせなかったという点では、オーストラリアとしては不十分な結果だったかもしれませんね><)





会議、閉会式を終えるとその夜にはレセプションというものががあり、スーツだった大使たちもみんなドレスアップをし純粋に交流を楽しみました^^

レセプションの中では他研紹介や会議の優秀大使の発表等が行われました。

発表された優秀大使の中には多くのこまけん民がいてとてもうれしかったです♪(今度の全日本大会にも期待ですね!)



2泊3日は長いようであっという間でしたが、駒場だけでは味わえない模擬国連の楽しさや、人と人とのつながりを強く感じられ本当に楽しかったです。





さてさて長くなりましたが、関西大会の話はこのくらいにしようと思います。

次は9月に行われた遊び合宿についてなのかな?



お楽しみに!

英語ディスカッション

お久しぶりです。光島です。
だいぶ昔のこととなってしまいましたが、8月1日に開かれた英語ディスカッションのことについて書きたいと思います。

このディスカッションは、模擬国連の会議とは全く異なるもので、私が思いつきで企画しました。
前期会議が6月末に終わると、7月はテスト、8月からは夏休みとなり、こまけんで会う機会が無くなってしまいます。こまけん民が世界各地に散らばる前に一回会う機会が欲しいと思ったのが企画した理由です。

ディスカッションのルールは簡単。あるトピックに対して一回に4人が参加し、一定の時間話し続けると得点、得点が多い人が勝ち上がっていくというものでした。トピックは「南スーダンに自衛隊を派遣すべきか」といった国際問題、「高校で日本史を必修とすべきか」「脱原発を目指すべきか」といった国内問題、「全員が模擬国連の会議に参加できるようにするには何が必要か」「犬と猫ではどちらがかわいいか」といった問題など多岐にわたりました。
犬と猫についてのディスカッションはその回に参加していない人も巻き込んで大いに盛り上がりました。

英語力の強化にはならなかった気がしますが、多くのこまけん民と他研の方が参加してくださり(関東にあるすべての研究会から少なくとも一人が来てくださりました!)、とても楽しかったです。企画してよかったと思っています。

2011年度前期会議

もう会議からだいぶたってしまいましたが、2011年度駒場研究会前期会議の様子をお伝えします。


前期会議は昨年度より多くの参加者を迎えて始まりました。前期会議も春の一日会議、新歓会議に続く、新しいメンバーの「新歓」の要素を含んでいます。一方で、合宿付きの1ヶ月にわたる長期会議であり、コマケンの「通常活動」の一つといった二つの側面を持っています。この二つの側面をどう会議設定に繁栄するかが前期会議ディレクに特有の役割ではないでしょか。

会議では、「Food Security」、「Forest and People」という二つの議題を設定し、優先順位をつけることで会議時間の制約との妥協を図るという方式をとりました。
2年生以上にとってはなじみ深い(あるいは一度会議経験のある)議題が採用されることの多い模擬国連の会議・議題とは趣旨を少し異にするこの二つの議題について説明します。


「Food Security」の着眼点は、2008年に続き2010年においても食糧価格の高騰が見られたことです。この原因は異常気象、世界人口の増加(先日世界人口が70億人になったことが発表されましたね!)、先物取引の活発化、バイオエタノール等代替燃料への穀物の流出などが挙げられます。この穀物価格の高騰を防ぎ、発展途上国における飢餓を予防しつつも持続可能な社会を達成するために、各国はそれぞれどのような立場で食糧問題に取り組むべきなのかが争点でした。「Forest and People」はとても抽象的な議題であり、説明会などでは「Sustainable Forest Management (SFM)」に焦点を当てて説明しました。この議論は国連森林フォーラム(UNFF)で活発になされており、2010年が国連森林年であったことも考慮してこの議論を選びました。SFMについて少し説明すると、森林あるいは森林からの生産物・製造物に依存する社会を保全しつつも、森林破壊という環境問題から地球を保護するという考え方であり、その両者のバランスの取り方が素点になっています。

実際の前期会議においては、多くの参加国が「Food Security」を支持し、最終会合である合宿の終わりまでFood Securityについて議論がなされました。大使たちは自国の政策、関心に従って論点のグループを形成し、交渉や決議案の作成を行っていました。駒場での1st~4th Meetingでは、主に、資金・自然災害からの防衛・生産性の向上・災害に備えての貯蔵を重視する「気候変動グループ」、投資・バイオ燃料・情報共有・石油価格に取り組む 価格上昇グループ、そしてRight to food(とっても面白いコンセプトなので是非調べてみてください!)から食糧問題をとりあげるグループに分かれていました。

最後に合宿での最終会合にて採択された決議から一部を抜粋して前期会議の紹介の終わりとします。

The Economic and Social Council,

Recognizing that export restrictions led to further price increases by placing limits on global supply and undermining the level of buyer confidence,

Evaluating the ongoing process of developing principles for responsible agricultural investment that respects rights, livelihoods and resources, as well as the inclusive process for the development of voluntary guidelines on the responsible governance of tenure land and natural resources,

1. Supports the cooperative action of G20 to regulate the speculation on food;

11. Requests member states and all relevant stakeholders as the World Bank, UNCTAD, FAO, and IFAD to collect and absorb more information about the influence of the agricultural investment in order to promote and realize sustainable and responsible agricultural investment and analyze better potential agricultural investment proposals;

20. Requires all the countries which have a large river in common, on the model of Mekong River Commission(MRC), to set up a joint project to cooperate in all fields of sustainable development, utilization, management and conservation of the water and related resources of the river basin;

25. Encourages the United Nations University to conduct research on the causes of rising food prices.

2012年度の前期会議がどのようなものになるか楽しみです!